一般決議: Debian プロジェクトメンバー
スケジュール
提案及び修正 | 2010 年 9 月 14 日、火曜日 | |
---|---|---|
議論期間 | 2010 年 9 月 18 日、土曜日 | |
投票期間 | 2010 年 10 月 5 日、火曜日 00:00:01 UTC | 2010 年 10 月 18 日、月曜日 23:59:59 UTC |
提案者
Stefano Zacchiroli [[email protected]] [提議本文] [修正案 1] [修正案 2 + 3] [修正案 4]
支持者
- Christoph Berg [[email protected]] [メール]
- Alexander Reichle-Schmehl [[email protected]] [メール] [確認のメール]
- Sylvestre Ledru [[email protected]] [メール]
- Manuel Prinz [[email protected]] [メール]
- Enrico Zini [[email protected]] [メール] [確認のメール]
- Kumar Appaiah [[email protected]] [メール] [確認のメール]
- Bernd Zeimetz [[email protected]] [メール]
- Philip Hands [[email protected]] [メール]
- Xavier Oswald [[email protected]] [メール]
- Joerg Jaspert [[email protected]] [メール] [確認のメール]
- Gunnar Wolf [[email protected]] [メール]
- Faidon Liambotis [[email protected]] [メール]
- Ralf Treinen [[email protected]] [メール]
- Damien Raude-Morvan [[email protected]] [メール] [確認のメール]
- Gerfried Fuchs [[email protected]] [メール]
- Simon Richter [[email protected]] [確認のメール]
- Marc Brockschmidt [[email protected]] [メール]
- Lars Wirzenius [[email protected]] [確認のメール]
本文
選択 1: パッケージ作業以外での貢献者の歓迎
Debian プロジェクトは、 最高のフリーオペレーティングシステムを作り上げることを目標としています。 そのために、プロジェクトは様々な種類の貢献、 以下に限定されるわけではありませんが、パッケージのメンテナンス、翻訳、 基盤、ウェブサイトのメンテナンス、移植、バグの仕分けや修正、管理作業、 連絡、テスト作業、法律上の助言、品質保証、等により恩恵を受けています。
Debian プロジェクトの認識:
- Debian の目標の追求にあたって、パッケージのメンテナンスと同様に その他の技術面、非技術面の幅広い貢献全てに価値があります。
- パッケージ作業以外での活動的な貢献者で Debian の価値を共有し、 Debian 基本文書 (Foundation Document) を支持することを決断した人は Debian 開発者となる資格を有するに値する。
Debian プロジェクトは、したがって Debian アカウント管理者に以下を求める:
- Debian アーカイブへのアップロード権限のない場合でも パッケージ作業以外での貢献者が Debian 開発者となるという考え方を支持する。
- パッケージ作業以外での貢献者に対する Debian 開発者としての評価、受け入れの手順を確立する。
- Debian 開発者として認められた、パッケージ作業以外での貢献者に対して Debian の意志決定への参加および Debian インフラへのアクセスが可能になるよう、 技術面での施策を開始する。
定足数
投票中の開発者より:
現在の開発者数 = 891 Q ( sqrt(#devel) / 2 ) = 14.9248115565993 K min(5, Q ) = 5 定足数 (3 x Q ) = 44.7744346697979
定足数
- 選択 1 は定足数に達しました: 285 > 44.7744346697979
データと統計
この一般決議では、受け取った投票についての 統計がいつも通り集められ、 投票期間中は定期的に謝辞が送られます。 さらに、投票者一覧 が公開されます。 また、投票が終わると、 集計シート も見られるようになります。 (これは投票が終わるまではダミーの集計シートとなっていることに注意してください)。
多数の要請
改正には単純に過半数が必要です
過半数
- 選択 1 は過半数をクリアしました。 20.357 (285/14) >= 1
結果
上の図で、ピンクの項目はそのオプションが規定の得票率を得られなかったこと、 青は勝者をそれぞれ示します。デフォルトに負けたものは八角形になります。
- 選択 1 "パッケージ作業以外での貢献者をプロジェクトメンバーとして歓迎する"
- 選択 2 "もっと議論を深める"
以下の表で、[行 x][列 y] は選択 x が選択 y より好ましいという投票数を表します。 勝敗表のもっと詳しい説明が表の理解に役立つかもしれません。 Condorcet 方式の理解には、 Wikipedia の項目 がかなり参考になるでしょう。
選択 | ||
---|---|---|
1 | 2 | |
選択 1 | 285 | |
選択 2 | 14 |
二行目の一列目を見ると、もっと議論を深める
がパッケージ作業以外での貢献者をプロジェクトメンバーとして歓迎する
よりもよいとする投票が 14
一行目の二列目を見ると、パッケージ作業以外での貢献者をプロジェクトメンバーとして歓迎する
がもっと議論を深める
よりもよいとする投票が 285
二つ一組での勝敗
- 選択 1 は選択 2 を ( 285 - 14) = 271 票上回った。
The Schwartz Set contains
- 選択 1 "パッケージ作業以外での貢献者をプロジェクトメンバーとして歓迎する"
勝者
- 選択 1 "パッケージ作業以外での貢献者をプロジェクトメンバーとして歓迎する"
Debian では投票に Condorcet 方式を使用します。
このように、そのままの Condorcets 方式が提示されています:
候補の総当たりを双方向で判断します。Condorcet の勝者は、
もしある候補が他の候補に対して双方向で判断しそれぞれに勝っていれば、
その候補に決定します。
問題は選挙が複雑になることで、
A は B に勝ち、B は C に勝ち、C は A に勝つ、
という三つ巴のような関係になることもあります。
Condorcet の派生版では多くが様々な方法により均衡を解決します。
詳細については Cloneproof Schwartz Sequential Dropping を参照してください。
Debian の場合は憲章の、特に
A.6 で細かく規定されています。
Debian プロジェクト書記